薄毛の治療
2008年6月20日
薄毛とは、単純に髪の毛の量が少なくなってしまったことをさしている訳ではありません。髪の毛が生え変わるたびに毛が細くなっていき、次第に髪の毛のボリュームが少なくなっていくことでも発生します。
この薄毛の原因の一つとして、AGA(男性型脱毛症)の進行が、考えられます。
AGA(男性型脱毛症)の典型的な進行は、まず、こめかみの上から脱毛が始まり、次第に生え際の後退により特徴的な「M字」パターンが形成されてきます。あわせて、頭頂部の毛髪が細くなり、薄毛や禿髪になってきます。
AGA(男性型脱毛症)は、男性だけでなく、女性にも発症します。
女性の場合には「女性男性型脱毛症」(Female AGA, FAGA)と呼ばれています。
男性のパターンとは異なり、生え際のラインは変わらずに頭部全体の毛髪が細くなり、完全な禿髪になることは、めったにありません。
AGA(男性型脱毛症)には遺伝的、環境的な種々の要素が関わっていて、その多くはいまだに不明です。
しかし、全く分かっていないかというとそういうわけではありません。
現在、AGA(男性型脱毛症)を発症させるリスクの一つとして男性ホルモン、特にジヒドロテストステロン(dihydrotestosterone, DHT)が特定されています。
AGA(男性型脱毛症)が発症した人の多くは、その症状に悩みながらも、その状態を受け入れる、という選択をしています。
薄毛の悩みの解消として、市販されている「発毛剤」や「育毛剤」「育毛トニック」などを使用されることもあったでしょうが、その効果のほどは、というと少々疑問を感じていた方も少なくないと思います。
ですが、医学的に 脱毛を減らす、脱毛の進行を止める、稀には脱毛前の状態に戻す、という治療は実在しています。
現状、医療機関での薄毛治療は、可能なのです。
医療機関での薄毛治療の例としては、2005年12月14日に発売されたAGA(男性型脱毛症)治療薬「プロペシア」の処方があります。
AGA(男性型脱毛症)治療薬「プロペシア」は、国内で初めて厚生労働省に承認された飲み薬です。
もともと、プロペシアは、前立腺肥大症の治療薬として、開発された薬なのですが、AGA(男性型脱毛症)治療に対しても効果があるということがわかり、今では世界60カ国以上で使用されています。
プロペシアは、飲む発毛剤で、1日1錠内服することにより、AGA(男性型脱毛症)を発症させるリスクの一つとして特定されているジヒドロテストステロン(dihydrotestosterone, DHT)という髪の成長を妨げる原因物質を抑えることで効果を発揮します。
プロペシアは、一般名ではフィナステリドとも言われています。
このプロぺシアを入手するためには、医師の診断と処方箋が必要です。
まずは、専門の医療機関に相談することからはじめてみましょう。
