抜け毛症とは
2008年7月17日
抜け毛症は、抜毛症(ばつもうしょう、Trichotillomania、トリコチロマニア)とも言われ、正常な毛髪を引き抜いてしまう性癖によって頭部に脱毛斑が出現する疾患のことをいいます。抜け毛症になるのは大半が10代のみ青年ですが、成人に達した後でも起こる場合があります。
また、性別で見ると、圧倒的に女性が多いようです。
一説によると人口の0.5~2%が抜毛症だ、円形脱毛症の10~20%が抜毛症だ、と言われています。
抜毛行為はなかなか周囲に気づかれにくく、医師も両親も抜け毛の原因は円形脱毛症や、真菌感染症だと思っていたが、真の原因は抜毛症であった、というケースも多いようです。
抜け毛症は1889年にフランスの皮膚科医によって初めて報告された疾患で、臨床的には髪の毛を抜くという衝動に抵抗することに失敗して生じる、顕著な毛髪欠損によって特徴付けられる疾患であると定義されています。
この抜け毛症による抜け毛には、手の届きやすい前頭部に多いこと、利き腕側に偏っていること、直線状の脱毛斑になること、毛髪の検査をしても異常は見当たらず、特に抜けやすいといった症状は見られないといった特徴があります。
抜け毛症になる方は、家庭や学校での人間関係で悩んでいる場合が多いようです。
ですので、抜け毛症は、大人しい内向的性格に多く発症するようです。
抜け毛症の治療としては、家族や周囲にこの病気のことを理解してもらって、本人の心理的なストレスを取り除くことが一番です。
まれに、育毛剤を使用する場合もあるようです。
